県民運動フォーラム開催レポート
5月10日に福島市で開催し、110名が出席した県民運動フォーラムでは、内堀福島県知事と鈴木大地スポーツ庁長官がスニーカーで登場し、対談を行いました。また、対談終了後「オリンピック開催と地域振興」と題し、鈴木長官の講演も行われました。
知事と長官は対談の中で、「福島県が昨年4月から推進している「WALK BIZ」と、スポーツ庁が昨年10月に発表した「ファンプラスウォークプロジェクト」の思いは同じ。コラボしてPRしていきたい」と語りました。
「WALK BIZ」を始めたきっかけは県民の健康意識についての危機意識だと語る知事は手軽で、かつ続けやすく、笑顔になれることが魅力。県民全体が自分にできる運動をしてほしい」と熱を込めて話しました。
「WLAK BIZ」と「ファンプラスウォークプロジェクト」共通の課題は認知度と捉える鈴木長官は、「ファッション業界のトレンドも追い風になってきている。2020年にオリンピックを控えた今の時期にこのプロジェクトを行うことに意味があり、福島をはじめとした自治体とコラボして全国展開していきたい」と展望を語りました。
鈴木長官は講演の中で、ご自身がオリンピックに出場した際に大きな重圧を感じた話のほか、「オリンピック・パラリンピックの魅力は地元の人との触れ合いもその一つ。世界各地から来る選手やサポーターと交流してほしい」と語りました。また、スポーツ庁としては「今後、日本のスポーツを通じて、もっと地方を盛り上げて行きたい」と展望を語りました。